ディープインパクト

いよいよ凱旋門賞に挑戦する。

日本の競馬ファン全ての夢を背負って。

いかにディープが強くても、厳しいレースになることは間違いない。

場所はフランス、ロンシャン競馬場。

完全なアウェーである。

出走馬もほとんどがフランス馬。

ディープをマークしてくるのは間違いない。

ディープにだけは勝たせないようにしてくるだろう。

しかもディープは後ろから行く馬なので不利を受けやすい。

少頭数だからそれほどの心配はないと思われるが…


思い出すのはエルコンドルパサーが挑んだレース。

好スタートからハナに立ったエルコンドルはそのまま直線でも先頭。

この時、僕は勝利を信じてテレビの前で絶叫していた。

しかし、馬群が突如開き、そこからモンジューが抜け出してきたのである。

驚愕、悲鳴、そして落胆…

最後はエルコンドルは交わされてしまった。

あの時のレースは今でも覚えている。

それまで日本馬が勝つ事はおろか上位に入ることさえ難しいと思えた世界最高峰のレース。

そこでエルコンドルは素晴らしい走りを披露し、半馬身モンジューには敗れたものの2着に入って見せた。

エルコンドルはフランスに長期滞在してレースを幾つか使って、結果も残して凱旋門賞に向った。


ディープはぶっつけである。

海外のレースにぶっつけで臨み、結果を出している馬はこれまで何頭もいるので、それが絶対駄目だとは思わないが、不安材料であることは疑いようがない。

芝も日本とは違う。

それでもディープならやってくれるような気になる。

それくらいの馬であってほしい。

エルコンドルの2着が霞むような結果になることを願っている。

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